最後まで、なぜタイトルフォントと違う色、太さのデザインがあるか?という伏線が回収されませんでしたねぇ(そこは伏線ではない)。
いや、前回の感想で思っていたことがそのまま起こったという感じでした。
しかし、予告編を見た限りだと今回ドーン!来たのに、さらに最終回は鋭角に変化しそうですね。女子高生殺害事件で、女子高生の死体はでるは、血が飛び散っている証拠写真はでるは、これまでそういうところ一切描かないできたのに、最終回だけリアルになりそうですね。どうなるんだろう?
今回は前半から火曜サスペンスの刑事ものみたいな展開が半分以上続いて、これはこれまでのドラマと同じものなのだろうか?という感じで見ていました。
ここ数話、前半のSUITSを支えてきた蟹江先生が空気、あるいはダメ同僚としか描かれず、彼の存在感があまり意味をなしていませんでした。そして、最終回しか出てこない冤罪での服役者、その時の担当刑事にそれなりの時間が割かれていましたね。
真琴、砂里、遊星との関係はとりあえず舐めました!っていうくらいあっさりして、大団円?な感じ。砂里だけが寂しい感じ?
しかし、遊星はあっさり許されましたねー、前回の砂里の涙はなんだったんでしょうか?
前回と今回のストーリーの肝は、甲斐先生の検察時代の上司柳が起こした証拠隠しを軸にかなりシリアスモードで展開しますが、最後は遊星と当時の担当刑事を巻き込んだ、家宅侵入、恐喝、殺人未遂であっさり自供。
違法収集証拠排除法則(いほうしゅうしゅうしょうこはいじょほうそく)とは、証拠の収集手続が違法であったとき、公判手続上の事実認定においてその証拠能力を否定する刑事訴訟上の法理である。排除法則とも呼ばれる
再審請求をして、これから裁判がはじまってから、この「家宅侵入、恐喝、殺人未遂」あたりを口にされるとあっさり負けちゃう可能性とかないのかぁ。
全部通してみましたが、やはりこのあたりのバランス感というか、配分というか、端折り感というか、そのあたりが月9という看板を背負った割には人気が伸び悩んだんだと思います。
さらに、今回は最後のシーンが謎!!!
あれはなんだったんですか?
ボストンに2年間行って、一生分遊んで、生まれ変わるってどういうことですか?ハーバードはすでにスーパーハッカ―が書き換えたので、ちゃんと卒業生になっているはずなので、入り直しはないし。。。本気なのは真琴のことで、真琴をつれてボストンで遊んでくる?
え?、何?、よくわかんない!!というのが正直な感想でした。
どなたかあの最後はどう理解すればいいのか、教えてください。
次の月9も新木優子さんはヒロインとして連続出演なんですねー。
科捜研の女ならぬ、科捜研の男。こちらの方が期待値が高いのでしょうか?