鱸@エンタメブログ

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ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』最終話 「刑事Uの告白」は次週のUP

ニッポンノワールが最終回を迎えました。ドラマは発表当初から楽しみにしていて、全話感想を書く!と言っていたのに、、、全話かけず。。。

 

 

最終回でおそらくですがほぼすべての伏線を回収して終わったのではないでしょうか?

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©Nippon Television Network Corporation

もちろん、解説的な話をHuluに持っていくことに対してご意見はあるでしょうが、とりあえず、「刑事Nの告白」を見てきた限り、本編をしっかり見ていれば、見なくてもそんなに影響はないと思います。

問題なのは、「刑事Uの告白」が次週にアップされることでしょうか?こっちの方がより重要な気がします。

 

今回の最終回のミソは、リアルタイム性にあると思います。リアルな時間と同じタイムラインで放送するということはそこに意味があるからです。その意味は、

 

適合しなければ1時間で死ぬ

 

ということです。なので、清春は放送開始直後に薬を投与しました。それが1時間のスタートだったはずです。そして、ラスト、

 

 

これは23:20分の私の投稿ですが、あそこですんなりと克喜とケーキ買って帰れるわけがないと思うじゃないですか!ハッピーエンドのエンディングに見せかけて、最後にドーン!ってくるのがサスペンスモノの王道です。

 

しかも、今回、ニッポンノワールの黒幕はでてきませんでした。所詮、大きな組織にとってみれば名越なんて小物も小物。それが真犯人で終わり!なってなんて尻切れトンボか。

しかし、名越が逮捕されて、大和田伸也も殺されている状態で誰かが清春を撃つということは、ニッポンノワールが大組織で、ドラマにはでてきていない構成員がヒットマンとしてゴロゴロいるということをに匂わせることができます。この手法も、数々の映画などであるものです。

しかし、わからないのは「刑事Nの告白」の最後で、

 

だが、、、、彼は---------(以下自粛)

 

というメッセージがでるのですよ。

 

そして、清春が誰かに撃たれ、約束の1時間が経とうとしてドラマが終わるときに、カメラは清春の右手にズームしていきます。そして、最後、親指がピクリと!!!

つまり、清春は適合した?一時間は経過したということなのか。そして、壁の血痕は3つあるので3発撃たれた清春は?才門も最終的には死にましたが、名越にやられても生きていたということは、清春ももしかしたら???

 

って、いう感じですね。それが来週の「刑事Uの告白」で何かわかるのでしょうか?

 

でも、別途言いたいことがあります。

出だしのイントロの27秒の間にどれだけの情報がつまっているのでしょうか?「145」「カエル」「老婆」「眼鏡」「バン」「札束」「新型インフル」「3Aで出てきたヒーロー」「注射針」「コーヒー」「タバコ」「拳銃」「心拍」「手」おそらく全てが今後なんらかの意味があることが明らかになってくると思いますが、とにかく情報量が多い!!

 これは私が第1話の感想で書いたものですが、ここの「145」と「老婆」は最終回で初めて出てきました。もちろん、これですべて出てきたので問題はないとも言えないこともないですが、第1話のイントロで伏線として出したものが最終話ででてくるとは!!しかも老婆なんて研究員で一言しか喋らないじゃないですか!!!こんな思わせぶりな伏線ありますか?そして、何の役にも立っていない!!!あれ「新型インフル」ってでてきたっけかな??

 

なんだかんだで最後まで見ましたが、いまいち消化不良でこのドラマが面白かったのか、面白くなかったのかよくわかりません。面白くなったことはないのですが、事前の期待値を超えたか?言われれば正直肩透かしをくらったような気がします。

脚本の武藤氏はいろいろとチャレンジをされたかと思いますが、なんとなくこちらの期待と武藤氏のチャレンジの軸が違っていたなぁと思います。

 

また最終で「刑事Uの告白」を見たら違う印象のドラマになるかもしれませんが、最終話の感想としては以上にします。いや、本気で書いたらこの3倍くらいの分量になりそうなので、、、