鱸@エンタメブログ

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書評 「クラウドカルチャー:SNS時代のブランド戦略」の感想


クラウドカルチャー:SNS時代のブランド戦略 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文

 

『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2016年8月号)』に掲載された記事をこのパートだけ記事化したものです。30分もあれば読み終わります。

 

最近、動画、動画、動画の時代だー!!!っていう人が多くて、本当に?と思うことが多くて、そんなことを呟いたら、ある人(高広さんから読め!と言われたのが)勧められたのがこれだった。

 

(動画の時代といわれるのはこの本が出たことによる?まだ読んでない)


動画2.0 VISUAL STORYTELLING (NewsPicks Book)

 

 

先日、読み終わったのだけれど、今日の夜にとある会社が主催する

 

ソーシャルメディアが変えた消費者行動とその先の未来」

 

というものに参加するので、先ほど読み直しました。

 

内容の紹介

ソーシャルメディアの登場で多くの企業がブランディングの新時代が来たと考え、デジタル戦略の中核を担う切り札として、ブランデッドコンテンツに投資した。しかし、これによって顧客を惹きつけられた企業はほとんどない。これに代わる戦略は何か。筆者は文化とブランドとの結びつきについて思い起こし、ソーシャルメディアの発達でネット上の群衆(デジタルクラウド)が文化のイノベーターとして機能している状況に着目する。筆者はこの現象をクラウドカルチャーと名づけ、この本質を理解し、うまく利用することが現代のブランディングの大きな力になると論じている。

 

話の内容は納得することが多く、考えなければならないと思うことが多数ありました。

 

ソーシャルメディアはあくまでもツールなので、そのツールを使うことを目的にするのではなく、デジタル時代の真のパワーの発生源クラウドカルチャーを理解して、それを有効に使う戦略がブランドには必要だということもその通りだと思いました。

 

ただ、文化的ブランディングを使ってクラウドカルチャーを刺激するという戦略は全てのブランドでとれる戦略ではなく、自分のブランドに合っているか?という見極めも大事だね、と思いました。

 

これからはクラウドカルチャーの時代だー!!とならないように。

 

読んでいない方は、読んだほうがよいと思います。

 

(個人的には、音声とOOHとそれ加えてこれからはテレビの時代だと思っていますが)