恒星のターンであった第8話。前回の晶が吹っ切れたに続いて、なんとなくまとっていた恒星の憑き物が取り払われた今回。これからラスト3話に向けて、物語がさらに加速していくのでしょうか?
まさか、カイジが飯尾さんだったとは!!!これにはやられました。どんなカッコいいイケメンゲームクリエイターがでてくるのかと思ったらずんの飯尾さん!!!これは、びっくりした人がおおかったのではないでしょうか?ここまで引っ張っておいて。
ここまで来たら、カイジが晶を寝取って終わるっていう展開も少し想像したのに(恒星が兄貴の彼女を寝取ったという話がフラグで)、あっさり出てきたカイジにやられました。
そんなシーンがあったため、前半の朱里とのやり取りとか、京谷のこととか、あっさり死んだ京谷のお父さんと千春さんのこととか霞んでしまった今回でした。でも、あれだけの回想シーンをやっておいて、千春さんがもうでてこないなんてないよなー、と。
今回のテーマは男のプライドでしょうか。前半で晶が恒星のお兄さんの話に対していう
男のプライドって面倒くさい
は、もちろんお兄さんのことですが、経理部長に一矢報いたい枯れたおじさん社員も、それに対して殴ればいい、相手が目の前にいるのだからといった恒星だって面倒くさい男のプライドをまとっていました。
そして、お兄さんの(お父さんの)会社が潰れたのは東日本大震災だったこともわかり、そりゃどこに怒りをぶつけていいのかわかりませんよね。。。
そんなどこにぶつければいいのかわからない怒りを持ちながら、うじうじし続けた兄弟も面と向かって喧嘩したことで、憑き物が落ちたみたいです。
しかし、さらりと書きましたが高校時代に2つ上の兄貴の彼女を寝取るというのは、なかなかの所業である気がします。。。しかも、福島という地方で。。。話題持ち切りみたいな。。。
そして、帰りのバスの中で、鏑木工業からきた自宅の解体写真を見て、涙する恒星。お兄さんとの確執が終わらなければ見なかったのでしょうが、それを見てしまう。でも、その気持ちはわかる気がします。自分の生まれ育った家がいつまでもそこにある気がしているのも、単なる思い込みで、やはりいつか無くなってしまう。マンションならそこまでないのかもしれませんが、地方出身で東京に出てきて人にとっての実家がなくなるというのはクルものがありますね。私も自分の実家がなくなることを想像したら、少し涙がでてきました。
そして、最後に晶とのボードゲーム。まとっていたものがなくなり、穏やかな雰囲気で、しかもお酒に酔わない晶が先に寝てしまうという超リラックスムード。
晶の寝かして、ドア越しに見つめる恒星に、ドアを開けろ!!獣になれ!!と思ったのは私だけではないはず!!
でも、それは次回以降のお楽しみということで、来週も期待していいのだと思います!