何かと話題のハズキルーペ。話題の発端的なものは、
こんな記事だったと思います。
ハズキルーペの広告だった。うるさーい、気持ちわるーい。見るたびにイラついた。
この筆者は何故このCMが炎上しないのか?(この記事で炎上を誘えれば儲けも?)という記事を書いたものの、結果更にハズキルーペを勢いつかせるきっかけとなった。
私もあのCMのどこに炎上要素があるかわからないかった。。
そして、認知が広がり、第2弾も話題となる。
【ハズキルーペ 公式CM】武井咲さん・小泉孝太郎さん・舘ひろしさん 編
さらにそのCMを公定する記事が出て、
その話題はさらに拡大していく。
記事中にもある通り、ハズキルーペは快諾しているし、このCMの企画者である社長はしてやったりだと思う。
ソフトバンク CM 白戸家ミステリートレイン「菊川怜の事情聴取」(30秒)
そして、このToggetterである。
キャバクラにくるオッサン達がハズキルーペを持ってきて、キャバ嬢に座らせるという。これがどこまで真実か?手当をもらうほどの回数なのかはおいておいて、これが出たことで、今後、ハズキルーペをもってキャバ嬢に座ってもらおう!という客が増える。
そして、これをやりたいだけのために、(本人は必要ではないけれど)ハズキルーペを買う人がでてくる。
さらに、これからの忘年会シーズンの出し物として、これをやろう!という人たちが全国に数万人規模あらわて、売り上げを拡大していく。
これが1つブームとなることで、老眼鏡や拡大鏡を使うのが恥ずかしいとか、俺はまだいいやと思っていた人たちが、今なら買っても恥ずかしくない!となり、さらに売り上げを拡大していくという循環にはいる。
自走型好循環サイクルの完成である。もう、自分たちが何もしなくても(本当になしもしなかったらダメだけど)、周りが話題も盛り立てて続けてくれる。
マーケティングには3つの要素があると私は思っており、その3つは、
企画、体力(お金)、時の運
企画もちろん、体力も重要。そして、マーケティングが最大に力を発揮するのは、時の運を掴んだ時。逆に、これを掴めなかったときは、どんなにいいマーケティングであっても、大成功にはならない(ことが多いし、普通に目標の達成で終わることはある)。
そして、ハズキルーペはマーケティングの醍醐味である、『時の運』を最大限につかんだ例だと思う。これはマネをしてもマネができるものではなし、再現性は皆無だと思うが、こういうことが稀に起こることがマーケティングの面白さだと思う。
Hazuki ハズキルーペ ラージ 1.6倍 クリアレンズ 黒