12月に半ばに差し掛かってきました。
そろそろ帰省の日程を考えなければなと思って入ます。
ちょうど1年前くらいですか。こんなものを書きました。
2016年の1月6日に父がなくなりました。72歳でした。あと2か月頑張れれば、3月6日が誕生日で祖父(父の父)が亡くなった歳に追いつけることができると頑張っていた矢先でした。
だんだんと寒さが増し、正月の帰省を考えはじめるとどうしても当時の記憶が蘇ります。
1月2日には、昼間に風呂に入るといい、一人で風呂に入り、夜には一人で起きてトイレに行くなど、あれ?元気になっている?動けている?と内心喜んでいました。
正月に1次帰宅していた時の話です。
1月4日には病院に戻るはずでしたが、1月3日に容体が急変し、病院に戻り、そして、、、
父は毎年健康診断をうけていましたし、糖尿病を罹患していたいので、定期的に通院していて血液検査をしていました。
そして、膵臓癌と判明する前に背中に違和感があるという相談を糖尿病の主治医の相談して、診察してもらい痛み止めをだしてもらったり、同じ病院の形成外科に視察してもらっていました。
それでも膵臓癌は見つかりませんでした。
癌の検査は別なのです。通常の健康診断の血液検査には癌の腫瘍マーカーチェックは含まれていないのです。それでも炎症反応はあれば、白血球の値が増大するので何かを気づけますが、それもなく進行している癌は発見されません。
私も持病があり、3か月ごとに血液検査をしています。それは3種類の検査をやっているので、何かあればそれで気づけます。でも通常はそんな検査はしないですよね。
通常の健康診断では見つけられないのです。
私も父の時に、いろいろしました。グンマーの病院ではダメだということで、東京の国立がんセンターに検査してもらったり、〇〇病院に膵臓癌手術の名医を聞いたら話に行き、新しい治療法があると聞けば、その先生にお電話をさせてもらったり、、、
不幸中の幸いで、怪しい治療法やキノコなどには手を出しはしませんでしたが、それにすがってしまう人達の気持ちは痛いほどわかります。
行きたいと願う本人を目の前にして、ステージ4b(末期)のこの状況では手術はもう無理です、それよりも緩和ケアの方が、、と説明を受け続ければ。
今は毎年、母には人間ドックを受けてもらっています。確かに1回数万円(病院や検査の種類で違う)かかるかもしれませんが、それでその先数年健康を買えれば安い買い物です。もし病気が見つかっても早期治療ができれば、今の時代はだいたいなんとかなります。
問題は発見が遅いことなのです。
知っていますか?広島の原爆被爆者の平均年齢は80歳を超えているのです。病気がわかっていて、それに対して適切な治療ができれば病気であっても長生きが可能なのです。
早期発見、早期治療に勝るものはありません。自分自身も含め、自分たちの親世代に検査を受けるように勧めていきましょう。
今では病院に行かなくてもいいサービスもあるようですので。
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