鱸@エンタメブログ

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ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』は超弩級のドラマ!!

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©Nippon Television Network Corporation

ド級です。超弩級のドラマが新年1発目に、そして明日から学校、会社がはじまるという日曜の22時にはじまってしまいました!!!

 

いきなり最終回か!というくらいのボルテージがあった初回放送でしたねぇ。途中で、これ連ドラなのか?と思うくらいの熱量で、1.5時間の特番ドラマとして終わってしまうかのように感じるくらいでした。

 

www.ntv.co.jp

 

正直、すっごく面白かったです!!!!!!

これが次回の期待が物凄く高まってしまいます。いやー、期待していたドラマではあったものの初回からここまでフルスロットルか!というくらい予想を超える感じで、掴みとしては申し分ないのではないでしょうか!?

 

見逃した人は、すぐ見た方がいいです!余計な情報が入る前に!!笑

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 『今日からは俺は‼」の後の枠で、みんなの期待も高い中、予想を上回る展開で毎週日曜が楽しみになりそうです。今回はサスペンスモノなのでNG集とか未公開シーンはないと思いますが、別視点のドラマとかありそう。

 

内容に関してですが、学園モノ、且つ過去の誰かの死についてということで『告白』とか、教師が生徒を殺害するという点で『悪の教典』とか、生死に関する授業という点で『暗殺教室』との類似点というか似たシーンを連想する人もでてくるほど、言ってしまえばありきたりな設定です。(もちろんドラマとしてです)

その敢えて、過去に類似作品がありながら、この設定にしたというのは何か勝算があるのではないでしょうか。

 

全体のトーンは暗く、重いです。自殺した女子生徒、その死んでまで罵るクズなクラスメイトと自分に責任を感じるヒロインの茅野さくら(永野芽郁)。かつて仮面ライダーWではなくアクション俳優を目指した美術教師 柊一颯(菅田将暉)の演技が光ります。

ただ重苦しくならないように、いきなりの職員室でのダンスや田辺誠一演じるTVのコメンテーターをしているという武智大和とか、回想シーンででてくる茅野さくらと影山澪奈(上白石萌歌)のWWEネタがいい塩梅で箸休めになります!

あとエンディングの高校生らしい?写真もなかなかいいです。気分が軽くなります。

 

今回アクションがいいですよね!学園モノなのに!柊一颯の格闘シーンはなかなかですし、茅野さくらのとび膝蹴りもすごくよかった!!

 

ドラマは3月10日の”今”から過去を振り返る形で、3月1日からスタートし、次々に過去の回想が繋がっていく形式になり、どんどんどんでん返しが繰り返していく展開になるのだと思います。今はほとんどが謎なので、何が飛び出してくるか全くわかりません。

 

クラスメイトもそうですが、まだ第1話ではわかりませんが、番組HPのキャストページには、元咲宮高校教師として相楽文香が掲載されており、この人は柊のスマホの待ち受け画面の人でしたね。最後のシーンの。また、その父は事件現場である魁皇高校で刑事郡司(椎名桔平)に目撃されています。

 

何故文香の父が現場にいたのか、文香と柊の関係はなんなのか?いろいろな伏線がありそうですし、郡司刑事も捕物のシーンから描かれているということは彼の過去もなんらかしら今後に関係してきそうですね!ワクワクします。

 

細かいツッコミを入れれば、たくさんあります。学校の床を下からドリルで穴をあけるという荒業はものすごい音と振動を伴うはずなので、穴があくまで気づかれないってことはないでしょうし(コンクリートの塊)、バタフライナイフで胸を刺された里見君もあれだけ深々と刺されたら出血はあんなものではなく床は血の海になるんじゃぁ、、、とかとか。

でも、そういう意味で彼は死んでいないのかもしれません。生徒の見えない部屋に運び込まれましたからね。

 

そういう意味で色々と考えられている気がします。脚本の武藤将吾氏は仮面ライダービルドの脚本の人なのですね。その点もなんだか期待できます!

 

しかし、このクラスはクズクラスですねー。ちょっと前まで王子をしていた片寄涼太君や今田美桜、川栄やマイン(福原遥)など中々の顔ぶれです。

 

次回が楽しみですねー。初回を超える驚きはあるのか!