前回のタクシーでのキスシーンで終わった #けもなれ 。リアルタイムで見るぞ!と家に帰って待機していたものの、クライマックスシリーズの延長で1時間15分押し。結局、リアルタイムでは見れず、今しがた見ました。
それもあってか、視聴率も下がったようです。
感想としては痛々しいな、と。
彼氏の浮気に対しての、報復浮気。
未遂だけど。
別に結婚していないのだから、浮気でもないか。
主人公たちが、”良い人”。菊地凛子は自由奔放な人。九十九は自己中心的な人だけど。
京谷と昌と恒星は”良い人”。恒星は悪ぶっているけれど。
みんな自分で殻を作って、自分を守って、自分で首を絞めている。とても痛々しい。
それがとてもリアルに見える。みんな、そんなに自由じゃないよね?しがらみを簡単に断ち切って生きれらないよね?っていうドラマなんだろうけど。
ようやく「獣になれない私たち」というタイトルの意味が見えてきた。
本当に獣が楽な生き方だとは思わないけれど。
自分がいて、パートナーがいて、親がいて、会社があって、同僚がいて、友達がいる。
その中で自分の居場所を見つけれ、立場を確立して、可能であれば波風を立てず、仲良く、楽しく、平穏に生きていきたいけど、なかなかそれすら、うまくできない。
わりとそんなリアルを詰め込んだのがこのドラマなんだろうけれど。
次回あたりから折り返しになるので、そんな日常生活の延長のような展開だとこのまま視聴率落ちていくのかなーとぼんやり思う。
それにしても、ベットの上で恒星が寝てしまい、昌が笑いだすシーンはちょっと違うなぁと思った。てか、昌はすごい冷静なのね。お酒が入って、あの状況で。それは、いろいろ楽しめない人なんだろうな、と。