鱸@エンタメブログ

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映画『翔んで埼玉』 感想 こいつはドエラい映画だ

公開初日の22日にレイトショーで見てきました!movix亀有で!!亀有、ポイント高いと思います。

 

笑った、ただただ笑った。基本は埼玉中心の映画ですが、千葉の人もグンマーの人も楽しめます。もちろん、全国の人も楽しめるのですが、これは多分に予備知識の量で楽しめる程度がかなり変わってきますので、ぐんたまちばらぎ(群馬県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県)以外の出身の方は、ぐんたまちばらぎ出身の人に解説をしてもらいなが見ると数倍楽しめると思います。ただし、映画の中では茨城と栃木はほぼ空気なので、

グンマーか千葉(常磐線沿線)の人の方がよりおススメです笑。

 

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©映画「翔んで埼玉」製作委員会

私はこのブログでもちょいちょい書いていますがグンマー(帝都前橋)の出身で、浪人時代に高崎線で大宮まで電車で通っていました。その後、大学で横浜にでてきて、それからずっと東京で、今はほぼ千葉(葛飾区)に住んでいます。葛飾区は、埼玉と千葉に隣接する区になり、映画の中でもワンシーンで”亀有”という地名がでてくるくらい、埼玉と千葉の玄関口として重要な関所となっています。

そして、私の妻は栃木出身の親を持つ千葉の柏の人で、今回の映画でも重要な役割を持つ常磐線の沿線育ちになります。

 

つまり、この映画『翔んで埼玉』を完全に楽しめる知識と経験をもっているのでした。

 

movix亀有には自転車で5分でいける距離に住んでいるので、よくレイトショーは観に行くのですが、レイトショーがほぼ満席なのは初めてみました。それはやはり、亀有という立地が埼玉と千葉の県境にあるからでしょう。関所の街として、かなり防衛意識が高いのだと思います。

 

全体的に言えば、小ネタの嵐です。埼玉県民から見た東京だったり、千葉だったり、埼玉自身についてのあるあるネタが満載です。大宮と浦和が仲が悪いとか、浦和高校の東大進学率とか、または、例えば、グンマーの赤城山埋蔵金が隠されているというのは、かつての糸井重里徳川埋蔵金探索のネタを知っていれば、やっぱりねとなりますし、グンマーの赤城山から冬に吹き荒れる「赤城おろし」と呼ばれる有名な強風があるのですが、それが熊谷までくるから、「熊谷は群馬」と言われるとかとか。かなりの数の小ネタがあります。

 

ちなみに正確に言えば、高崎線沿線の上尾駅以北は全てグンマーの勢力圏なので、実質の埼玉県の勢力圏そんなに大きくはないのです。

 

そういういくつも散りばめられた小ネタをどれだけ拾えるかもこの映画の楽しみ方だと思います。

 

こういうので予習するのもありです笑 

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なかなか面白かったのは、埼玉と千葉の流山の決戦で、両者陣営が出身有名人をカードとして切りあうですが、そこはなかなかの見ごたえはありました。県別でみると、福岡とか沖縄とかが強そうですが、埼玉と千葉は、、、それなりです!

 

そして、最後のテーマ曲をはにわが歌うのですが、これがまた良いです!!

ちょっと心配になるくらい埼玉をディスるんですが笑、埼玉のご当地キティが、特産が何もないため、サイのぬるいぐるみを着たキティがタマを持っているというまさかのダジャレ!!というのは知りませんでした。。。

 

でも、この映画の中でディスられるのは何も埼玉や千葉やグンマーだけではありません。田無や八王子もさらりとディスられますよ!都下の扱いも酷いww

 

よくこのご時世に映画できたもです!!(褒めている)

www.youtube.com

 

色々書いてきましたが、関東の方でもなくても、とても楽しめる映画だと思います。小ネタの知識があれば更に楽しめるってだけです。やはり、グンマーとしては、埼玉と千葉がメインは張られると、複雑な気持ちがあるんですよ、特に埼玉に対してのジェラシーが。

 

(だって埼玉が全国を制覇できるわけないじゃんか。まだグンマーの方が制覇しているよ!まねきねこってカラオケ屋があるところはそこはグンマーだからね!)